戸隠神社の五社巡りは、中部・甲信越地方随一のパワースポットとして有名な神社巡りで人気です。
戸隠神社の観光所要時間は五社をすべて回るとして、宝光社からみても3~4時間程度必要で、戸隠そばを楽しむことを考えますと4~5時間程度はかかりますので、戸隠神社の周辺観光を含め、ゆっくり1日観光がおすすめです。
戸隠神社の五社巡りですが、宝光社→之御子社→中社→奥社・九頭龍社の五社を順番に巡ることが基本です。
仮に、お時間の都合、お体に負担があるようであれば、途中の中社スタートへ変更する、中社→奥社・九頭龍社の三社巡りへ変更でも良いです。
ただし、神社巡りとして気をつけるポイントとしては、標高の低い里のスポットからスタートし、標高の高い奥社・九頭龍社のスポットで終わらせないとスポットの意味がなくなってしまうことに注意が必要です。
戸隠神社の五社巡りでお参りを済ませたならば、人気周辺観光もされることをおすすめします。
周辺観光も五社巡りと同様、パワースポットで人気、美し周辺観光もありますので一日ゆっくり戸隠神社を堪能していただけると嬉しいですね。
戸隠神社 五社巡り(宝光社、之御子社、中社、奥社・九頭龍社)
戸隠神社の五社巡りの順番ですが、最初は宝光社→之御子社→中社→奥社・九頭龍社の五社を順番に巡ることが基本でが、時間、体調の不安等でスタートを中社→奥社・九頭龍社の三社へ変更でも大丈夫です。
順番のご利益、パワースポットのご利益の考え方は、山の上にある高いスポットの後、里のスポットを廻ると、先にに回ったスポットの意味がなくなるという理由です。
標高の低い神社の順番は、宝光社→之御子社→中社→奥社・九頭龍社(同一の場所にある)ですので、短縮される場合に参考にしていただけますでしょうか。
距離でいうと標高の低い長野市側から宝光社⇒(約800m)⇒火之御子社⇒(約1.1km)⇒中社⇒(約1.7km )⇒奥社・九頭竜社 となります。
これらは車または徒歩で移動することができます。
宝光社(ほうこうしゃ)安産・厄除け
(参拝時間の目安は、約20~30分です。)
宝光社は、古い神社で女性や子どもの守り神で安産や厄除けのご利益があります。
ただ、宝光社入り口のすぐ目の前の270段もある階段が大変です。
体力に自信がない方は、100段程登るところに、「女坂」というスロープの緩やかな迂回路に最適ですが、それでも結構しんどいです。
火之御子社(ひのみこしや)舞楽芸能の上達・縁結び
(参拝時間の目安は約15分です。)
火之御子社は5社の中で1番小さい神社で、舞楽、芸能、火防、結縁の神様を祀る神社、縁結びのパワースポットとも言われており必見です。
火之御子社の鳥居は、石造りになっていてかなりの迫力がある鳥居で、短い石段を登ると社殿が見えてきます
火之御子社の境内の左手奥にある樹齢500年を超える大きな「夫婦杉(二本杉)」と「西行桜 」 は必見で、歩いていると山からパワーをもらっているように感じます。
このパワーは、天の岩戸伝説に登場する天鈿女命が主祭神のお力かも。
中社(ちゅうしゃ)学業成就・家内安全
(中社の参拝時間の目安は、約20~30分です。)
戸隠神社の中社は、知恵の神様である天八意思兼命を祀っていて、学業成就や商売繁盛などにご利益があると言われております。
中社は戸隠神社の中心にいつする神社で、神社も広く森に木々が広がり、宝光社や火之御子社と比べるとりっぱな神社の印象で、大きな鳥居がめに飛び込んで来ます。
階段を登ると、すぐ左手に立派な大きな木があり樹齢は700年を超える杉や、樹齢800年を超える「三本杉」があり、高さは約37~42mほどあるそうです。
社殿の右手に行くとパワースポットの「さざれ滝」があり、滝周辺ではマイナスイオンが流れ神秘の余韻に浸ることができた瞬間です。
随神門
奥社参道入口より奥社、九頭龍社へ向かう参道のほぼ中間中間の途中にあるのが、随神門の茅葺き屋根の朱塗りの門で、周りは並木により守られている感じがします。
随神門をすぎると約500mに渡る杉並木が広がっている光景が目に入り、自然の壮大さに圧倒されますよ。
ただ、この先は結構勾配がきつい参道ですので杖などがあると随分楽になりますよ。
ホームセンターなどの安い折りたたみ杖で十分で、おすすめです。
(使わない時、カバンに収納できますので便利です。)
奥社・九頭龍社
戸隠神社を参拝する上で外せないのが、 奥社・九頭竜社まで続く参道は必見。
奥社参道入口の大鳥居から奥社まで片道約2km、徒歩約40分、往復1時間半ほどとかなり大変です。
また、奥社参道入口の鳥居をくぐってすぐ左の場所に一龕龍王祠(いっかんりゅうおうし)というスポットがあり、池の水を汲んで祈願すると、恵みの雨が降るといわれる「種池」の主を祀った祠があります。
さらに、奥社へ向かう中間地点にあるのが「隋神門」があり、随神門過ぎ約500mに渡る杉並木の光景が目に入りますよ。
杉並木の樹齢は400年を超え、長野県の天然記念物でもありますが、杉並木の高さには驚きで自分が小さく感じてしまいました。
壮大な杉並木に囲まれた歴史ある参道は、パワーをもらえるかのような雰囲気の参道で、途中で石段があり、石段を登っていくと奥社と九頭龍社があります。
この石段のは270段もの急勾配石段があり、後半は結構きつく登るのが大変ですので休憩をしながら登りましょう。
結構、足腰に来ますよ。
九頭龍社 縁結び・水の恵み
270段もの急勾配石段を登ったご祭神は「九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)」で、水の神様、雨乞い・水害除けの神社として言われています。
種池から水汲み、九頭龍像が見どころで、農家の人々から厚い信仰を受け、古くから地主神として信仰されてきました。
また、 縁結びの神社として女性に人気があります。
奥社 開運・スポーツ必勝
戸隠神社の奥社は、戸隠神社の五社の中でも最も格式が高く、一番ご利益の力があると言われていますので、開運、スポーツ必勝はもちろん、それ以外で祈願できることはすべてお願いしてもいいともいます。
自分は欲張り、健康など色々なことをお願いしました。
戸隠神社の奥社は御本社と呼ばれ、天の岩戸を開けた神様である天手力雄命を主祭神としてお祀りしている天の岩戸を開けた神様のお力がと言い伝えられていますので、開運、スポーツの必勝のお力、ご利益が期待できる神社で納得です。
また、奥社へ向かう2キロメートルの道沿いにある樹齢500年を超える杉並木が続く参道は、自然豊かで神秘的に満ちており、山、岩などからくる自然界のパワースポットとしても期待でき、人気の観光スポットです。
戸隠神社 時間
戸隠神社の観光所要時間は五社をすべて回る場合、宝光社からみても3~4時間程度必要で、戸隠そばを楽しむことを考えますと4~5時間程度はかかりますのでお時間、体調にあわせて観光を楽しんで頂ければと思います。
戸隠神社の五社巡りは徒歩での移動が多く、足腰への負担もありますので休憩しながら、参道の並木を見ながら時間に余裕をもった旅行の計画を立てて頂ければと思います。
そういう意味で、戸隠神社の五社巡り、周辺観光を含め、ゆっくり1日観光がおすすめです。
戸隠神社までお車の場合の時間(お車の場合)
戸隠神社の五社巡りへお車で行く所要時間ですが、高速道路の上信越自動車道長野インターより戸隠神社の中社までは約60分程度で、信濃町インターより約40分程度かかります。
なぜ戸隠神社の五社巡りで中社までといいますと、宝光社は駐車場が20台、火之御子社では3台の駐車場しかなく中社は100台分の駐車場があり、またトイレもあり五社巡りでおすすめの理由です。
また、戸隠神社の五社巡りは、宝光社→之御子社→中社→奥社・九頭龍社(同一の場所にある)の五社をお参りするのが戸隠神社の五社巡りです。
しかし、戸隠神社は最後の中社→奥社・九頭龍社まで行きでは徒歩で70分程登りの参道、階段を登ることになりますので、帰りを考えますとお時間、お体に負担があるのも戸隠神社巡りです。
その関係で中社からスタートする中社→奥社・九頭龍社のコースであれば、お体への負担を減らすことができ、中社→奥社・九頭龍社の三社でお参りする方もありますので無理をされないようにお願いいたします。
後ほど、宝光社スタートの宝光社→火之御子社→中社→奥社・九頭竜社の五社巡り、中社スタートの中社→奥社・九頭竜社の三社巡りの所要時間を、それぞれ見ていきたいと思います。
ただ、お参りに関して注意することがあり、お参りの順番ですが標高の低いところからお参りしないと、お参りの力の意味がなくなると言われています。
参考に標高の低い戸隠神社の神社の順番は、宝光社→火之御子社→中社→奥社・九頭竜社で、奥社・九頭竜社が一番高い神社です。
※足腰が不安な方は、杖などがあると多少楽になるかと思いますよ。
宝光社スタート、宝光社→火之御子社→中社→奥社・九頭竜社の五社巡りの所要時間
宝光社(ほうこうしゃ)参拝時間の目安は、約20~30分
駐車場20台、トイレあり
↓
(徒歩10分、車3分)
↓
火之御子社(ひのみこし)参拝時間の目安は、約15分
駐車場3台、トイレなし
↓
(徒歩15分、車4-5分)
↓
中社(ちゅうしゃ)参拝時間の目安は、約20~30分
駐車場20台、トイレあり
↓
(徒歩30分、車8-10分)
↓
奥社参道入口駐車場 駐車場200台
駐車場200台、トイレあり
↓
(徒歩15分)
↓
随神門 駐車場200台、トイレあり
(徒歩25分)
※特に随神門後、杉並木を過ぎると勾配があります。
↓
奥社・九頭竜社 参拝時間の目安は、約20~30分
宝光社から奥社・九頭竜社まで参拝する所要時間は、およそ徒歩で90分程度、帰りを考えますと180分の所要時間がかかります。
徒歩に詳細は下記地図にて参照が便利かと思います。
①宝光社→火之御子社→中社まで徒歩約36分
②中社→奥社参道駐車場→奥社まで徒歩55分
①+② 宝光社→火之御子社→中社→奥社参道駐車場→奥社まで合計90分(徒歩の計算上の時間)かかりますが、休憩をしながらですともっとかかります。
中社スタート、中社→奥社・九頭竜社の三社巡り所要時間
中社(ちゅうしゃ)参拝時間の目安は、約20~30分
駐車場20台、トイレあり
↓
(徒歩30分、車8-10分)
↓
奥社参道入口駐車場 駐車場200台
駐車場200台、トイレあり
↓
(徒歩15分)
↓
随神門 駐車場200台、トイレあり
(徒歩25分)
↓
奥社・九頭竜社 参拝時間の目安は、約20~30分
中社から奥社・九頭竜社まで参拝する所要時間は、およそ徒歩で70分程度、帰りを考えますと140分の所要時間がかかります。
中社→奥社参道駐車場→奥社まで徒歩55分
戸隠神社の周辺観光スポット
蕎麦処うずら家 戸隠そばの有名店で昼食
戸隠そばの人気店(休日の昼からは混み合います)で甘皮を取らずに掻いたそば粉を使った戸隠そばの風味、食感が好きで、おすすめはざる蕎麦です。
お店は、中社駐車場そばにあります。
他、蕎麦がきも違う風味のそばを味わうことができるので、いかがでしょうか。
うづら屋さん
開店は10:30~、日祭日は10:00~、水曜は休み。
中社の鳥居の斜め向かいです。
うずら家以外にも、中社周辺の戸隠そばを味わえるおすすめは、信州戸隠そばの実、そば茶屋極楽坊、徳善院蕎麦 極意などもおすすめで、うずら家さん同様人気店ですよ。
戸隠高原「鏡池」
鏡池とは、九頭龍大神が棲むとされ、心が洗われる瞑想スポットです。
晴れた日には、戸隠連山が逆さ絵のように映り込む鏡のように美しい池で、見ているだけで心を整えられる気分になるのが不思議な池です。
中社から奥社へ向かう途中、左側に山道を入っていくとあります。
戸隠流忍法資料館 忍者からくり屋敷
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館・忍者からくり屋敷が同一の場所にあり、忍者屋敷、忍者の道具、手裏剣など2000店展示があり、大人でも楽しめます。
手裏剣投げを体験できる「手裏剣道場」では、大人げないくらいはしゃいでしまうほどです。
戸隠流忍法資料館、忍者からくり屋敷
戸隠神告げ温泉
戸隠中社宮前から徒歩10分のところに、日帰り入浴施設「戸隠神告げ温泉」があり、お風呂で五社巡りの疲れを癒やすには手頃の温泉です。
お風呂は神経痛や筋肉痛などに効能がある単純泉で、窓から自然の豊かな緑を望みながらリラックスして入浴が疲れを取ってくれます。
〒381-4101 長野県長野市戸隠3182
※木曜定休日
◇平日 入浴 10:00〜19:00
◇土日祝 入浴 10:00〜20:00
戸隠神社近く、おすすめホテル
戸隠のそば宿・宿坊極意 手打ち戸隠そば、葺ぶき屋根のお宿
国の有形登録文化財指定の葺ぶき屋根のお宿で、戸隠そばの手打ちそばが大変美味しく素晴らしいです。
夕食の蕎麦の会席料理は、普段食べる機会がないので美味しく素晴らしかったです。
旅館 横倉 宿坊(旧十輪院)風情があるカヤぶき屋根
戸隠神社中社の近くで、カヤぶき屋根が風情ある宿坊旅館で、土蔵造りのモダンな喫茶室もあるクラシックな宿です。
地元の食材を使った料理、戸隠そばが美味しく、古民家に止まった落ち着きのある宿でした。
二澤旅館
中社から10分くらいにある旅館で、歴史を誇る民芸調の建物が心地よい宿です。邸内には日本で二番目の古さの俳人一茶の句碑もあり、夜は静かでゆっくり寝れます。
戸隠そばの手打そば始め手造り料理が美味しく、秋には松茸の土瓶蒸しが最高でした。
まとめ
戸隠神社は、長野県の山深い場所位置する人気観光地で、最近ではパワースポットでも有名な神社です。
戸隠神社は奥社・九頭龍社を始め五社巡りが基本であり一度は訪れたい場合で、年間150万人もの観光客が訪れる観光スポットです。
しかも、冬の約4ヶ月間、完全に雪に閉ざされ5月でも奥社には雪が残るほど山深いのため、夏の間に集中して150万人もの大勢の参拝者が訪れる人気ぶりです。
戸隠神社のご利益、パワースポットは冬の約4ヶ月間、完全に雪に閉ざされ冬の間に外界との接触を断つことにより完全に浄化され、春には改めて強力な気場のエネルギーが再新再生されます。
これの浄化により、今も太古の昔と変わらない強力なご神気・パワースポットがある聖地であり続けて、参拝の方々により力な気場のエネルギーがもらえる観光スポットです。
ただ、5社巡りである宝光社→之御子社→中社→奥社・九頭龍社で参拝するには徒歩移動も多く3-4時間以上かかりますので、徒歩の負担や体力面を考慮して中社→奥社・九頭龍社の3社巡りも検討してみてください。
それは中社を過ぎ、奥社参道駐車場→奥社・九頭龍社へ行くにも徒歩55分はかかるほどで、時間も体力も相当かかる5社巡り(3社巡り)ですので、周辺観光も含めて1日をゆっくり使う観光スケジュールをおすすめします。
しかも山奥の奥社の気温は、長野市内より5度低いので季節によっては一枚上着を持参も検討してみてください。
戸隠神社の神社巡りは一度は訪れたくなる観光地ですので、観光の参考になると嬉しいです。
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