善光寺、山門拝観の見どころは歴史を感じる外観の重厚感と、山門の看板に隠された善光寺の額の文字の秘密、山門の2階である楼上に登ることで内部壁画や像を見ることができる他、山門内部の柱には古い落書きがあり、古き落書きを見る、発見するのも登ることで一望の景色が味わえます。
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また、登ることで善光寺本堂を見下ろせる風景であったり、仲見世通り見下ろせる風景を楽しんだり、長野市を一望ができるほどの景色を楽しめるのも山門を参拝することでの楽しみ方、見どころではないでしょうか。
善光寺の観光の際、山門を外から観光、参拝だけでなく、上に登ることで、善光寺観光の違う一面を感じることができると思いますよ。
また、山門の看板である、「善光寺」の額には鳩や牛の秘密が隠されているなど、山門の魅力をお伝えできればと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
善光寺の山門拝観、 国の重要文化財であり重厚感のある建物と見どころ
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善光寺の山門拝観では 国の重要文化財であり重厚感のある建物であり、見どころを紹介します。
善光寺の山門は、善光寺の境内に入るために通過する門となります。
1200年以上の歴史をもち国の重要文化財にも指定され歴史を感じる門の外観です。
建物の大きさとしても圧巻で、幅20メートル、奥行7.8メートル、高さ20メートルありますが、実は奥行きが幅と高さからすると短い建築物で、「山門」の名前の通り、正面から見ると重厚感がありますが、建物を横から見ると奥行が短いという巨大な門の建物ですね。
実は、今の山門は古く老朽化もあり2008年より5年間を費やし修復、再開され、栩葺建造物(とちぶき)として修復、復元をしたことで国内に残存する最古の栩葺建造物として見ることができます。
修復した山門の見どころは、栩葺で屋根板が少しずつ重ねられていることで、織りなす美しい段々の形状が素晴らしく、横の並びがきちんと揃えられています。
幅にたいして長く、真っ直ぐに並んだ板がいくつも重なって見えるさまは壮観です。
今の時代となっても、1200年以上前の建築技術、匠の技には名見張るものを感じます。
善光寺山門の近くでは、4月上旬から中旬にかけて、本堂や山門の周りに咲く約300本の桜が見頃で、7月下旬から8月上旬にかけて、本堂や山門の周りに咲く約2000本の百日紅が見頃になりますのでこの時期にお参りにいくことで、参拝と美しい景色も見れますのでおすすめの時期となります。
善光寺の山門の額には、5羽の鳩が隠されていた
山門の見どころの一つですが、山門を仲見世通り側から見上げると、まず目に飛び込んでくるのが看板である、鳩字の額です。
大きさも下からは想像できなほど大きく、実は畳3畳ほどの大きさでサイズも圧巻ですね。
さらに、この看板である額に書かれた「善光寺」の文字の中に秘密があり、それは5羽の鳩のデザインが隠されています。
ことから鳩字と呼ばれ通称「鳩字の額」と呼ばれています。
5羽のヒントですが、善光寺の「善」の文字上に2羽、「光」の文字上に2羽、「寺」の文字中に1羽のイラスト風の文字がありますので、額をじっくり見てみてください。
さらに、善光寺の「善」の文字のイメージが牛の顔を正面からみた、「善」の文字の中央の穴2つが、牛の鼻の穴ををイメージさせる、見え方があるのも不思議ですね。
鳩字の理由ですが、実は明確な理由は未だわかっていませんが、「牛に引かれて善光寺参り」という故事への信仰からきていると言われて、鳩字は演技の良い鳥であり、善光寺を象徴する鳩字を額に取り込む思いで当時製作されたのかな?と思います。
記録によると、この額は輪王寺宮(りんのうじみや)公澄法親王筆(こうちょうほっしんのう)が書いたものと言われ、オリジナルの額は善光寺資料館に保管され、今の額は昭和の修復の際に書かれたものとなります。
今でも鳩は平和、幸福の意味もある鳥ですので、1200年前も鳩はそういう意味もあったのかもしれませんね。
善光寺山門に行かれたら、是非善光寺の「鳩字の額」を探してみてください。
きっとご利益がありますよ。
善光寺山門に登ることで、内部の魅力楽しみ方、登れば一望の景色
善光寺山門に登ることで、内部である楼上の魅力楽しみ方、楼上登れば善光寺本堂の壮大さや美しさを別の角度から、長野市内一望の素晴らしい景色の体験ができます。
来迎二十五菩薩像は、阿弥陀如来が極楽浄土から人々を迎えに来るときに随行する菩薩たちを表しており、その数は二十五とされています。
百観音像は、観音菩薩が百種類の姿で人々を救済するという信仰に基づいて彫られたもので、
その中には動物や怪物なども含まれています。
上層部には智慧の仏である文殊菩薩騎獅像や四天王像、四国八十八ヶ所霊場ゆかりの仏像などが安置されています。
これらの仏像は美しく彫刻されており、見応えがあります。
未就学児は無料ですが、小学生以下は保護者の同伴が必要です。
障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添いの方1名様まで無料で入れます。
山門開館時間 9:00から16:00
山門拝観金額 一般¥500 山門の受付で拝観券を購入(共通券も同様)
ただし、善光寺の本堂、お戒壇めぐり、山門、経蔵、史料館の拝観共通券がお得で、¥1200ですので他を見る方にはおすすめです。
未就学児は無料ですが、小学生以下は保護者の同伴が必要です。
障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添いの方1名様まで無料で入れます。
現金で支払う必要があるので、事前に用意しておきましょう。
ただし、山門の階段は少々急なこともあり、注意が必要ですが、時間に余裕がる、体力的に問題がなければ是非登ることをおすすめします。
本堂の壮大さや美しさを別の角度から感じることができます。
まとめ
山門は善光寺の境内に入るための門で、山門拝観の見どころは国の重要文化財であり重厚感のある建物です。
山門は上層部である2階の登ることができ、上層部である楼上に登ることで内部壁画や像を見ることができる他、文殊菩薩や四天王などの仏像が安置されているのを見ることができます。
山門に登ることで、山門の歴史と美しさを体験ができ訪れる人々を魅了しています。
さらに、山門の柱には古い落書きがあり、古き落書きを見る、発見するのも登ることでの楽しみ方もできます。
また、上層部の2階からは善光寺本堂を上から見下ろることができたり、仲見世通りの訪れる人、信州の々が一望できるなど、高い目線から違う善光寺の違う観光風景の一面の景色が体験できるのも山門の見どころではないでしょうか。
是非、善光寺へ行かれたら山門に登って見てみてください。
素晴らしい景色がきっと満足いただけます。
ただ、山門の上層部の2階への階段は少々急でもありますので、注意が必要であり、靴を脱いでの拝観となりますので脱ぎやすい靴のほうが良いと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
山門の情報のお役に立てると幸いです。
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