合唱 息漏れ

合唱を行う際の息漏れを防ぐ方法について

スポンサーリンク

美しい合唱にするために最も大切なことのひとつに、全員が息漏れのない発声法で歌うことがあげられます。
一人一人の声がよく響き渡るホールなどでは、たとえ大勢の歌声に混ざっていたとしてもたった一人の息漏れの音がハーモニーを阻害してしまう場合もあるからです。
息漏れとはその名のとおり歌っている最中に息がもれて呼吸音が混ざってしまうことです。
澄んだ裏声の中に息の音が混ざってしまうことで、合唱の中にスーという雑音が入ってしまうほか、息が長く続かなくなって声の響きや伸びが悪くなってしまいます。
息漏れが起きてしまう原因として考えられるのは、まず、歯の形や並び方の不具合によって唇をしっかり閉じることができずに、発声が不明瞭になってしまうことです。
また、大きな声を出しすぎて息の量が多くなってしまうために起きる場合や舌を置いておく位置が左右のどちらかに偏ってしまっているために息が漏れてしまうこともあります。
さらに、歌を歌う時に声帯がうまく閉じきれていないことが大きな原因と考えられています。

スポンサーリンク

声帯の閉鎖がしっかり行われていないことによる息漏れの場合には、発声のトレーニングによって改善することが期待できます。
トレーニングの手順としては、まず最初に息を吐きながら喉の位置で息を止めたり吐いたりすることを繰り返し、声帯が開け閉めする感覚をしっかりと掴みます。
次に、低い地声で発声しながら徐々に声帯を開いていくようにして、わざと息が漏れて声が出なくなる感覚を知り、今度はゆっくりと閉じていきます。
この閉じる感覚に慣れてきたら、最後に裏声で声帯を閉じる訓練に移ります。
息を吐いたままで喉の位置で息を止めて、そのままの状態から裏声を発声します。
ここでピンとはりつめたような堅い裏声を出すことができればトレーニングの成功です。
このトレーニングを通して声帯の筋肉が鍛えられて、自然と閉じる力もついてきます。
また、発声の方法以外にも、しっかりと腰を据えて安定した姿勢を保つことや腹式呼吸をしっかりと意識することで改善することもあります。
合唱を歌う全員がしっかりと漏れを防いだ裏声で揃えることが、美しいハーモニーへの近道です。

スポンサーリンク