ブルガリアンボイス 出し方 特徴

ブルガリアンボイスの特徴と声の出し方について。

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ブルガリアンボイスとは東ヨーロッパのブルガリア地方に古くからある女性合唱のことを指していて、ブルガリア共和国の伝統的な歌唱法として人気を集めています。
ブルガリアンボイスの特徴してあげられるのは、まず、合唱の中に不協和音を多用していることです。
通常の合唱のように協和するハーモニーを追求せず、ドとレ、レとミ、ミとファといった隣同士の和音を用いて、独特の声の響きを生み出しています。
次に特徴的なのは発生方法です。
一般の合唱では頭の先から柔らかく抜け出ていくように意識をする頭声発声法を用いるのが普通ですが、ブルガリアンボイスでは喉の奥から直接絞り出し、人々の耳に突き刺さるような声の出し方を使います。
そして、主旋律、副旋律、伴奏といったさまざまなパートが、それぞれ独立した旋律をたどり、複雑に絡み合っていることも大きな特徴です。
主旋律と伴奏がハーモニーを奏でていく通常の旋律とは異なる独特の響きで、ブルガリアの自然と大地を思わせるような哀愁を表現しています。

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ちなみにブルガリアンボイスの独特の発生方法は、ポピュラーミュージックやクラシックなどで用いられているビブラートの声の出し方とは異なっています。
一番近いのは日本の伝統的な音楽である演歌や民謡です。
演歌や民謡ではビブラートが使われることはなく、こぶしという独自の声の揺らし方を使っています。
このこぶしの声の出し方が、ブルガリアンとかなり共通しているのです。
発生方法の基本は、声を伸ばす箇所でしっかりと足とお腹に力を入れる腹式呼吸です。
ゆっくりとした腹式呼吸の中で、声の揺れや抑揚を調節して、音をきらずに一息で歌いきるようにします。
最後に最大の特徴としてあげられるのが、人が耳で聞き取ることが難しいといわれる超音波を含んでいるという点です。
クラシックなどの頭声発声法では超音波は含まれておらず、ごく限られた音楽にのみ含まれているとされています。
超音波は人間のアルファ波を増やすことから、癒しの効果があることがわかっています。
ブルガリアンボイスは、独創的で幻想的なハーモニーを奏でる合唱であるだけでなく、人々をリラックスさせる神秘的な合唱とも言えるのです。

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